過去に音楽制作の活動をしていた頃や、前職の営業マン時代に独学で培ってきたパソコンの技術を使って、誰かの役に立つことはできないかと考えていました。加えて、音楽制作の活動の傍らで後輩に楽器を教えていたこともあり、パソコンインストラクターであれば自身の持てるスキルを余すことなく発揮できると考え入社を決めました。
教室運営を全般的に行っています。来校される受講生の皆さんへのインストラクションをメインに、毎日の日計業務や一緒に働く講師のシフト管理、教材などの受発注の管理など、教室を円滑に運営していくために必要となる業務を行っています。
受講生の方から「先生、自宅でこんな作品が作れるようになったよ！」と、教室で学習してきた内容を使って自宅のパソコンで作られたオリジナル作品を見せて頂いた時には涙が出るほど嬉しくて、入社して良かったと心から思いました。
インストラクターとしては、1人1人全く違う受講生を相手に、どうしたら全員に100％理解頂けるインストラクションができるかを日々試行錯誤しています。教室長としては、目指している目標達成に向けて、毎月モチベーションを落とさずに進んでいけるようスタッフを鼓舞していくことに難しさを感じます。
事あるごとに受講生を褒めるようにしています。授業の一環で作品が仕上がった時や、分からなかった事が理解できるようになった時など、何か少しでも受講生に進歩があった時は必ず褒めるようにしています。それは一緒に働く仲間に対しても同じです。
受講生満足度の向上や、業務効率の向上のために何か少しでも改善点やアイデアや意見を思い付いた時は、働くスタッフ全員が直ぐに言い合える雰囲気作りに努めています。仕事上で何かしらのミスが発覚した場合でも同様です。「明るい雰囲気の職場」というのは、いつも笑顔でいられる職場であることも大事ですが、それ以上に働く全員が日々心地良く向上していけることが大切だと考えています。
この教室を選んで入学を決めてくださった受講生の皆さんが、スキルアップや趣味を目的として、少しでも長く通って頂けるようなインストラクションやコミュニケーションを続けていくことが目標です。それが、毎月の具体的な目標数字の達成に繋がると考えています。
休日は運動不足の解消も兼ねて、小学生の息子と一緒にポケモンGOをしながら自宅の周辺をウォーキングしています。新しいパソコンの知識はすぐに覚えられるのに、ポケモンの名前と能力は全然覚えられず・・・その点に関しては毎回息子にインストラクターになってもらって教えてもらっています。
私が求人広告で読んだままの業務内容でしたので、特にギャップは感じませんでした。一般社員から教室長に昇格したことで新しく覚えなければならない教室運営の業務はありましたが、それは仕事をしていく中で順序良く覚えていくことができました。
コミュニケーションが好きで、自身のスキルアップに前向きな方にとっては最適な環境だと思います。「インストラクター」という職種は、自身のスキルが上がれば上がるほど、通ってくださる受講生の皆さんのその後の人生をより良いものに変え得る可能性を持った素敵な職種です。時には悩ましい出来事や壁に突き当ることもあると思いますが、職場の先輩方や同僚と一緒に乗り越えながら、自分自身を高めてほしいと思います。
